Nobita's Horse Racing Blog

競馬(時にポケモン)ブログです。

凱旋門賞 予想

皆さんこんにちは。

のびたです。


今週日曜はついに凱旋門賞ですね。
第100回の記念大会で日本代表の2頭が大仕事をやってのけて欲しいものです。
がんばれ!クロノジェネシス
がんばれ!ディープボンド!


ところで、日本でも馬券が発売され、PAT会員にはQUOカードが15,000名にも当たるキャンペーンをやるということで、買う方も多いのではないでしょうか。
せっかく馬券を買うなら当てたいという方が大半でしょうし、普段中央競馬以外はほぼ手を出さない私も今年の凱旋門賞は買おうか迷っています。


そこで今回は凱旋門賞の予想に特化した記事を書きました。皆さんの予想に参考になればと思っています。
因みに日本馬贔屓とかは一切せずにガチで予想しています。もちろん心の中で日本馬2頭を本気で応援していることは大前提だと思って読んでください。


尚、これはほんと特別版なので、GIの度に別途記事を書くことは以降しない予定です。毎週土日の予想記事に買うなら書きます。今週はスプリンターズSが行われますが、もし買うとなれば10/3(日)の予想記事に書きます。


*予想は随時更新していきます。

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凱旋門賞

◎タルナワ【確定】
昨年のロンシャンでの走りは評価したい。
5走前のヴェルメイユ賞古馬の斤量が例年より1㎏増え59.5㎏となり、3歳(56㎏)との斤量差は3.5㎏。これは凱旋門賞(3㎏差)を超える斤量差で、今年のように3歳しか出走しないことも多いレース。この過酷条件の中で2着の当時3歳で断然人気だったラービアー(次走凱旋門賞5着で今年も出走)を3馬身千切って2:26.42。35分後に行われたフォワ賞(2:33.27)より7秒近く速いタイムなのだから、斤量考えると非常に濃い内容で完全に覚醒したと言える。
4走前のオペラ賞は不良馬場のスローペースで完全前残りだった。実際に結果は、4角1,2,3,4,6番手の馬が2,3,4,5,6着。そこで異次元の末脚を見せて完勝したするとは、相当なスピードとパワーを兼ね備えている馬でしょう。
前走は3着と鼻差の2着だが、長時間審議になったようにセントマークスバシリカが右に斜行した影響を大きく受けた。連勝は途切れたが、逆にそのお陰で人気が落ちるのであれば馬券的にも魅力である。
そして何より人気勢に不安要素が見られる点や、初めから凱旋門賞を目標に順調に過程を進めてきた点も、相対的にこの馬の評価が上がるポイントだと感じる。


ハリケーンレーンは同舞台でGI勝ちがあるが、パリ大賞典とは相手が違うし、私はあまりこの舞台が適性条件とは思っていない。凱旋門賞に必要なのはスタミナよりパワーであり、昨年のストラディバリウスの様なスタミナに特化した馬は厳しい印象が強い。英ダービーで完敗したモジョスターを英セントレジャーで完封する辺り、凱旋門賞で苦しむ典型的な形の可能性があると考える。

 

アダイヤーについては、インからあっという間に突き抜けた英ダービー、ミシュリフにキレ負けしなかったキングジョージ、この2戦を見る限り一瞬の切れ味が相当優秀と感じた。実際に英ダービーはその良さが活きる舞台であり、先述のハリケーンレーンとはそこで差が付いた思う。ただ過去の英ダービー馬を見ても、サーペンタインが次走パリ大賞典で案外だったり、ハーザンド凱旋門賞で全くだったように、その良さはロンシャン2400mでは必要ない。どちらかと言うとガイヤースのように、ドバイの方が適性があると感じる。ただこの馬はまだ未知数な部分が多く、凱旋門賞に必要な適性も兼ね備えていて結果強かったパターンも十分だろう。ただその可能性に賭けるよりは、オッズ的にも嫌って妙味と考える。


スノーフォールについてロンシャンが苦手とは感じていないが、別の要素2点から評価を下げたい。
まずはローテーションで、今年の5月から1ヶ月1走のペースは流石に使いすぎの印象が強い。前走、抜群の手応えで馬也のまま先頭に立つ形が見れなかったのもこの影響と考える。逆にこれが影響していないのであれば前走の手応えは不可解であり、それならロンシャン適性を疑うしかなくなるのでどちらにせよ今回の不安要素になるのは変わりない。
次にラチを頼ること。英オークス愛オークスも抜群の手応えで突き抜けてから更に伸び続けて大差を付けたが、どちらも追い始めてからはラチを頼って走っていた。前走は先述の影響か馬也で伸びずに馬群の外で追い出す形になったが、そこから全く伸びなかったのはこれが理由だろう。2走前のヨークシャーオークスや5走前のミュージトラSを観ても、明らかにラチに頼った3,4走前の方が伸びに違いがあると分かる。
前走の負けはこの2点がモロに出てしまった1戦になり、今回メンバーレベルも上がることで更に浮き彫りになると思う。

 

 

【以下、2021/10/03追記】

凱旋門賞当日になりましたが、なんとなんと馬券を買う決意をしました。海外競馬を買うのは何年振りかというほど久々なのでドキドキです。


◎④タルナワ

○⑪ハリケーンレーン

▲⑬アレンカー

△①トルカータータッソ

△⑧モジョスター

△⑩アダイヤー

△⑫シリウェイ

 


◎④タルナワは上記の通り、もう追記前から【確定】と記載済みです。この馬から買います。

今年の凱旋門賞は雨の影響でかなり馬場が重いとのこと。上記のオペラ賞は昨年の凱旋門賞当日であったが、昨年の凱旋門賞は過去最悪と言われたほどの超不良馬場だった。そこで上記の通り、素晴らしい内容。

そして今年はオープンストレッチを当日のみ開放ということで、3番枠という絶好枠からインで脚を溜め、オープンストレッチから馬場の良いインを付けば間違いなく伸びるだろう。恐らく先手を取るディープボンドが瞬発力勝負には絶対にしたくないはずで、フォルスストレート半ばで早めにペースアップすればイン勢にも紛れは少ない。


○⑪ハリケーンレーンは評価を上げます。

というのも、4走前の英ダービーで両前脚を落鉄して全く力が出せなかったという事実を昨日初めて知りました。これを考慮すると、上記の見解は完全に間違っていたようです。モジョスターと比較すると明らかに英セントレジャーの方がパフォーマンスが高いと書いたが、これは全くそうとは限らないですね。

凱旋門賞はスタミナ特化馬に厳しいという見解には変わりないですが、その1頭である要素はかなり少なくなったので評価を上げざるを得ません。

また枠が絶好ですね。タルナワの見解でも書きましたが、展開やオープンストレッチを考慮しても先行出来る上に紛れの少ない形は最高だと思います。

因みに英セントレジャーから凱旋門賞というローテはNGと世間的に言われていますが、私は完全に否定しておきます。これはただ英セントレジャー凱旋門賞馬として相応しい馬が出走していなかっただけであり、もし18年のエネイブルが英セントレジャーから始動したとしたら普通に連勝したと思います。それだけの問題で馬券を考える上で全く考慮する必要のない要素だと思い、ここまで触れませんでした。


▲⑬アレンカーは過小評価されすぎですね。

○④ハリケーンレーンの評価を上げるならこの馬も評価を上げたいところです。ハリケーンレーンが勝ったパリ大賞典は完全前残り決着で、唯一後方から全く違う脚で追い込んだのがこの馬でした。

また今年の凱旋門賞は馬場がかなり重くなりそうで、これが完全にプラス要素。ドイツ血統は重馬場に強く、最近ではインスウープ(父は同じAdlerflug)が昨年の凱旋門賞で2着。昨年の凱旋門賞は過去最悪と言われたほどの超不良馬場でしたし、この血が爆発したと言えるでしょう。

現地のオッズでは6番人気争いをしているにも関わらず日本では現在8番人気から大きく離され10番人気。エネイブルを破ったヴァルトガイストのように日本の皆さんに全く評価されておらず、これは相手に入れて損なしの馬ではないでしょうか。


△⑩アダイヤーに関しては更新前の上記通りです。凱旋門賞に必要な適性も兼ね備えてましたパターンのために抑えには入れないといけません。

またこの馬と○④ハリケーンレーンを評価するなら△⑧モジョスターも抑えないといけませんね。レース内容を見ててもロンシャン適性という観点だけなら、この2頭より上の可能性もあると思います。


最後に最も鍵を握るだろう馬場適性の観点から2頭抑えたいと思います。

△⑫シリウェイは6走前が衝撃的。昨年の凱旋門賞と同じ日に行われた超不良馬場のGIで8馬身差圧勝。前走あのセントマークスバシリカに1馬身3/4差まで迫った内容から能力はあるので、得意の不良馬場で一変も。海外では穴人気しているようだし日本でこの人気なら。

△①トルカータータッソは▲⑬アレンカーと同じドイツ血統。ここまで超不良レベルの極悪馬場の経験がない分、怖い存在。更に着を拾いに行くと陣営が宣言しており、少し早めにペースアップしそうな今回は前バテがあれば着狙い勢の紛れ込みも。これだけ人気ないなら少額抑えたいです。

 

 

以上です。楽しみましょう。